29歳で結婚、2人の子どもを授かり、仕事も家庭も順風満帆な生活を送っていた。しかし、妻に話してなかった借金(ビジネスでの失敗)の発覚がきっかけで、お互い感情的になり、話し合いもほとんどしないまま43歳の時に離婚。
借金の発覚は‘きっかけ‘であって、離婚の本当の理由は妻が日々の暮らしにおいて、我慢し続けてきたことにあると離婚後気がつき、自己嫌悪、後悔、自信喪失に陥る。
子どもとの面会もできず、毎晩子どもの夢をみては涙で目を覚ます日々。耐えきれず、面会を求めて調停を起こす。
子どもと会えない寂しさ、孤独感、罪悪感に苦しみ、身体も動けなくなり、借金は膨らみ、闇金にまで手を出すことになる。
人と話すことが困難になり、決局、仕事も続けられず、約1年近くひきこもり生活。当然借金は膨らむ一方。
取立てなどの恐怖も重なったことで、さらに精神的、経済的にどん底状態に陥る。結果、うつ状態となり、毎日死を考えるほど落ち込む。
「生きる価値もない」「希望もない」「死にたい」「消えてしまいたい」
頭をよぎるのはそんなことばかりの毎日・・・・
死を考えた時に、子どもと会いたい気持ちが捨てきれず、いつの日か「子どもと会える日」を心の支えに、時間とともになんとか立ち直ろうという気持ちがでてくる。
その後、深夜のトラックドライバーとして3年間働き、借金を完済する。ドライバー仲間の生き様に刺激を受け、徐々に精神的にも立ち直る。仕事と人生の再構築を目指し、自身の経験を活かした夫婦問題のカウンセラーを志す。離婚カウンセラースクール、心理カウンセラースクールにて資格取得。
NPO法人、社会福祉法人にて研修、電話相談の実務を経験後、「feel相談室」を開設し独立。3年間で約500件の夫婦問題に取り組む。
夫婦問題に取り組む中で、浮気・不倫、暴力、借金など「現実に起きている問題」とそれが原因の「うつや不安障害」「依存症」「精神障害」等を同時に抱えてしまう相談者が多いことを知る。
離婚後も、心の傷を癒すことができないため立ち直れず、新たな人生の一歩を踏み出せないまま苦しんでいる人が思いのほか多く、離婚から立ち直るためのカウンセリングが徐々に増える。
それらに対応するための更なるスキルアップが必要と考え、大学でグリーフケアを1年半学び、福祉の専門学校に1年通学し、精神保健福祉士の国家資格を取得する。
また、依存症専門の施設主催のアディクションカウンセラー養成講座を1年間受講。
現在は「離婚(喪失体験)」「依存症」「うつ病」からの回復に特化したカウンセリングに取り組んでいる。
「人は誰でも心の治癒力(回復力)を持っている」
「人は人によって傷つけられるが、人によって傷や悲しみは癒され、回復できる」をモットーに、日々研鑽し、実践に取り組んでいる。
また、私自身、離婚の喪失体験だけでなく、兄と妹も癌で亡くしており、死別の喪失体験もしてきたことから「一般社団法人日本グリーフセラピー協会」を設立し、今後は、離婚だけでなく死別や失恋、解雇、事故被害、災害被害等の様々な喪失により、悲嘆(グリーフ)を抱えた人のカウンセリングも始める。
離婚うつ・依存症・喪失(グリーフ)専門カウンセラー
原 つよし 神奈川県在住
大学卒業後、医薬品商社、クレジット会社でサラリーマンを10年間経験。
その後、保険会社での研修後、代理店として独立、13年自営業経験。
29歳で結婚、2人の子供を授かる。
借金(ビジネスでの失敗)の発覚がきっかけで、43歳の時に離婚。
離婚後、深夜のトラックドライバーとして3年間働き、借金を完済。
夫婦問題カウンセラーを志し、カウンセラースクールにて資格取得。
NPO 法人、社会福祉法人にて研修、電話相談の実務を経験。
「feel 相談室」を開設し独立。
相談室開設後も、心療内科医や元大学教授から指導を受け、理論を学ぶ。
現在は「離婚うつ」「依存症」「グリーフ」から回復のカウンセリングに特化。
2016年12月「一般社団法人日本グリーフセラピー協会」設立。
精神保健福祉士(国家資格)
アディクションカウンセラー(NADAI認定)
他、認知行動療法、アドラー心理学、NLP、ナラティブセラピー等
上智大学グリーフケア研究所(1年半在学)
福祉専門学校(1年通学)
病院、施設にて実習。
公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会
NPO法人 家族のこころのケアを支援する会
NPO法人 地域精神保健福祉機構 賛助会員
依存症家族支援カウンセリング
高齢者デイケアにてボランティア